女性管理職が特に少ない事務職において30%目標
- 【行動計画 目標2】
- 女性管理職が特に少ない事務職において、管理職候補となる女性役職者を60%に引き上げ、女性事務管理職の割合を30%にする。
女性活躍推進法に基づき、女性の活躍状況の把握と分析を行ったところ、事務管理職における女性の数が特に少ないという状況が浮き彫りとなりました。これは、女性事務職員がこれまでキャリアについて学んだり考えたりする機会や、将来的なビジョンを描くきっかけを持つ機会があまりなかったことも影響していると考えられます。
「キャリア」の形は様々で、今までの経験、これからの経験、働き方、将来のビジョンは個々に異なり、途中で変化することもあります。また、今のペースで長く働き続けるほうが力を発揮できるという方もいれば、ひとつずつ階段を上っていくほうが力を発揮できるという方もいます。どちらも立派な「キャリア」です。
今回の取り組みでは、女性医療人キャリア形成センターと人事課の女性事務職員を中心にプロジェクトチームを発足し、女性事務職員の意識改革、管理職候補となる女性役職者のキャリアサポート、交流会の開催を実施していきます。
同時に上長も含めた男性事務職員の意識改革も進め、最終的には男女を問わず、一人でも多くの職員がやりがいを持って、楽しく自分らしく働ける環境を作りたいと考えています。
この取り組みによって、自分にとってのキャリアはどういうものなのかを考える機会が得られ、やりがいや意欲を持って、自分の力が最大限発揮できる環境で働ける方が一人でも増えるよう、計画を実行していきたいと思います。
【実施計画(予定)】
平成28年5月~ | 事務係長を対象に、管理職への昇進等についての意識調査を行うため、アンケート調査を実施する。 |
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平成28年7月~ | アンケート内容に応じて、女性事務職員の個別キャリア面談を実施する。 研修や交流会案内等の情報発信ツールとして、女性職員の共有アドレスを作成する。 |
平成28年10月~ | 職員の意識改革を促すような研修を毎年実施する。 ・女性職員のキャリアについて ・女性の管理職を招いての講演会や交流会 ・女性登用のメリット等に関する内容を管理職研修に盛り込む ・男性脳と女性脳の違いについて 等 |
平成29年4月~ | 定期的な人事異動の実施。 新任管理職に対するフォローを行う。 |